10月12日(水)参議院議員会館B104会議室において、トランスジェンダーに関する現状の課題などについて有識者・当事者からお話を伺う会を催すこととなりました。
2022年にWHOの疾病分類マニュアルICD11が正式に施行され、トランスジェンダーの疾病概念である「性同一性障害」という考え方が廃止されました。現在、日本における性別変更におきましては、旧来の疾病概念を元に立法された『性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律』を元に行われていますが、子無し要件、手術要件などの問題に加え、法の根拠ともいえる疾病概念が大きく変更になっているため、早急の見直しが必要と考えられます。
一方で、昨今トランスジェンダーに対する誤った情報に基づく差別的な言説も増えている状況において、新型コロナの蔓延などの影響もうけ、より生活に困窮しているトランスジェンダー当事者も増えている状況です。
トランスジェンダーの性別変更や就学・就労などに関する問題を、国会議員の方々に是非知ってもらい、法改正もしくは新たな立法などを考慮して頂く切っ掛けとなるように考えています。本会議は誰でも参加できますので、お時間がある方は参議院会館で会いましょう!
トランスジェンダー国会
日時:10月12日(水)11:00~13:00
場所:参議院議員会館B104会議室
※:当日は手話通訳がつきます。
※:会場には弁護士などが警備にあたりますので、当事者も安心して参加できます。
※:参議院議員会館には、だれでもトイレも併設されています。